始まり
琵琶湖に遠征するようになって、10数年…
最初の数年は、殆ど完全に負けてばかり…
だから、尚更、休日を利用したカミさん丸め込み旅行兼、琵琶湖単独遠征前の準備は、それはもう… 『仕事より神経使ってますよっ』と、上司の部長に公言していたほど念入りだった…
IT商社出身なのに… 性に合わないのか、ツイッター! フェイスブック! は、周りに勧められても断っていたが、遠征前の琵琶湖情報は入念にSNSの閲覧のみチェックは勿論していた。
プロガイド様達のブログは勿論、YouTubeもしっかりと…
あのルアーで釣れたと知ると、釣具屋さん何件もはしごして、片っ端からお買い上げ…
っで、カミさんの機嫌を損ねないように細心の注意を払いながら、早朝、京都や、琵琶湖近隣のホテルを一人で抜け出し、入念に準備したタックル持って、イメージしたエリアをランガンする…
でも、殆どは…
あれだけの準備も情報収集も… イメージ通りにいかなかった…
自分の釣り?…
自分のエリア?…
もっと謙虚に、うまい人のやり方を取り入れる己の器?…
カミさんに怒られないように気にしながら、帰りの車内での無言の反省が続いた…
そのうち、いつのもルアーの改造だけに飽き足らず、いつしかルアーを一から自作するようになる…
ワームは勿論、プラグも…
竿も… そして、ジグも…
とりわけ、ジグが一番最初のとっかかりだった…
ジグが好きなこともあるが、国内外、およそ手に入る市販のジグに満足出来なかったからと…
霞・利根川水系、高滝湖、富士五湖、檜原湖、野池、リザーバー等…
勿論、琵琶湖でも… スイムジグが自分の釣りのベースになっていたから…
2013年春の琵琶湖遠征には自作のジグと、自作のツインテールワームらを持って行った…
琵琶湖を少しづつ知れば知るほど… 以前の琵琶湖遠征のような完全負け試合も少なくなっていた頃…
後の、VADOVAS JIG(D.PAT)の初期原型修正は、 この年の春の単独遠征での結果で、手ごたえを感じたイメージを形にしたもの…
不格好だけど…
本格的にルアーを作るきっかけ…
本当の意味で、始まり…
GIVS® Official
0コメント