ヤメタホウガ

「裾野を広げる」という言葉がある…


ある活動や共同体に参加するとか、新たな人口または若い人口を増やすなどの意。


例えば、我々が日頃やっているこの釣りの、例えば「裾野を広げる」事に、GIVS® Officialとしては余り興味・関心は無い。


「非情な事言うなやっ!」とか、「あんたっ!この業界で飯食ってる身やろっ!」とか熱い心をお持ちでお怒りのお方もいらっしゃるかとは思いますが…


そもそも、GIVS® Official は現在でもこの釣りの愛好家人口は十分過ぎる位十分に既にいらっしゃると思っております。


「そやからっ!今や無いっ! 将来的に減って行くんとちゃうんか言うとんねんっ!」等の未来派思考のお方のお怒りに対しても、


務めて穏やかに、ハッキリこう答えます。 「例え将来的に愛好人口が減ってもそれでもまだまだ十分過ぎる位多過ぎます」と…



例えばこの先将来、このサカナ達との出会いという行為(この遊び)そのものを法律で禁止でもされない限りは、


例え将来的に愛好人口のその時々の減少が起こったとしても、それでもまだまだ多過ぎる位であると予測しますし、


昨今、この釣りから海へ転向される釣人が事実かなりいらっしゃる事実があったとしても、それでもまだまだ多過ぎると思っております!



このGIVS® Officialの言う、「愛好家人口が減らない又は、多過ぎる」と言う根拠は…


それは、永らくこの遊びと人生を共にし、この先もこの遊びと人生と共に歩んで行く GIVS® Official だからこそ思うが…


世の中に沢山の夢中になれる趣味や遊びがある筈だが、この遊びは GIVS® Official にとってそれら他の趣味や遊びに取って代われないモノである。


そもそもこの遊びに魅力が無ければ自然に愛好家人口は減るし、この遊びが面白ければきっかけは様々新たに始めたり、魅力にはまった愛好家はやり続けるであろうと…



少し話の方向を変えるが、これからこの遊びを始めたいと言うお方が例えば居た場合… 

この遊びは絶対に勧めない!


理由は複数あるが、大きく二つ…

①そんなに釣れないし、釣れるまでの時間と労力と私財の浪費に耐えられるか否かを心配する事が一つ。

②もう一つは、例えこの遊びを始めたとして、この遊びを続けるモチベーションそのものが何かと言う重要な要素を見出せるかの心配が二つ目。



ここで話を戻す…



この遊びが GIVS® Official にとって他の趣味や遊びに取って代われないモノである一番の理由…。


それは、永らくこの遊びを共にしてきた過去その時々のシチュエーションでの強烈な感動の思い出やその郷愁と共に、現在も、継続する場合は将来も繋がっての釣人自身が主人公の壮大なロマン = この遊びの最大の魅力だからである。


この遊びの周りには常に自然の四季と天候変化を良くも悪くも感じ、出会うサカナは基本ネイティブで年々シビアに…


しかも、懸ける時間や労力、私財に対して正当など間違ってもあり得ない程無駄が多く、サカナと出会える時間の短さに対してそれ以外のチャレンジ時間の方が気の遠くなる程長い…


この遊びと付き合うには、辛く、キツく、ドSな状況にも関わらず諦めないモチベが絶対的に必要な遊び…


では、長時間のドSでも辞めない、又はやり続ける為のモチベは人其々だが、世の中にはもっと他に楽しく気軽な趣味や遊びがあるのに何故この遊びの愛好人口が無くならないと言えるのか?


それは、感動の体験もしくは魅力に虜になった的要素と、男の子心をくすぐる様々な釣り道具達の個性溢れる魅力の要素がある…


世の中、感動する体験には様々あるのだろうが、この遊びの場合相手が存在しそれが不確定で理解不能な水の中の自然に逞しく生きるサカナ達であるという事!


何年やっても、分かってたようで分からない相手、水の中の見えないサカナ達との出会い… よく言う自然相手の生き物だから的な言い方も間違っていない…


時に簡単にサカナと出会えたと思ったら、ある時は、いや殆どのシチュエーションでは全く分からない相手…


それともう一つのこの遊びの魅力、男の子心をくすぐる道具達。それはこの遊びに必要不可欠な個性溢れる道具達の、釣人其々の自由な選択と個性の主張と拘りや工夫…


好きなメーカーに拘るのも良し、道具フェチや道具を収集も良し、改造するも良し… 勿論 VADOVAS JIG を大人買いするも良し…



少し冷静に考えてみて欲しい… 我々のやるこの遊び… 例えば他の対象魚の釣人と一緒には出来なかったり、そもそも他の対象魚の釣人と道具も場所もほぼ違う…


「釣りが趣味です」などど一般のお方に間違って口走って何を釣ってくるんですか?など社交辞令で聞かれた時、正直困る我々…


釣って持って帰って食べ無いし、害魚認定だし… それに例えば雑誌は魚種ごとに創刊されていて、竿もリールも糸も餌も魚種が違えば全く違う…


一般の方に説明したら途中でもうよく分からないから結構です言われる趣味や遊びってこの遊び以外の他あんまり無いでしょ!




最初に戻るが、例えばこの遊びの「裾野を広げる」事に GIVS® Official は余り興味も関心も無いと書いた…


それは既にこの遊びの愛好家人口が多過ぎると考えているからに他ならない。


それは、この遊びの将来的安定を楽観的に考えての意見では無く、むしろその逆この国で既に害魚認定に指定されているこの遊びの将来は暗いモノであると憂慮している。




この遊び…


基本釣れないし、雨季はジメジメだし、夏暑いし、虫に刺されるし、冬寒いし、風強いし、汚れるし、ドSだし… 


もっとお気楽で楽しい趣味や遊びは他に沢山あるんじゃないでしょうか?


それに、フィールドの駐車場問題で地元近隣住民様方を怒らせてたり、釣人どおしの諍い、ゴミ捨て、マナーの悪さなど相変わらずのお方様方…そういうお方達はこの遊びのロマンも何も解っていらっしゃらない…


悪い事言いませんって、そういうお方様… 辞めた方がいいですよこの遊びは…


GIVS®Official

G I V S ® Official Website

G I V S ® / ギブス 公式ウェブサイト。  Fishing / Design Manufacturer.

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